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てぬぐいへの愛着

日本てぬぐいは綿製品でタオルとも言いますが、それは日本人の昔からの呼び名で現在の販売品は加工され色や柄も豊富になってきています。

今ではてぬぐいの無い生活は考えられません。朝の洗顔時や入浴時には誰もが毎日使っています。

名入れてぬぐいもあり、殆どは販促で貰ったものでも間に合います。用途は手を拭き、洗顔後使用、入浴時、汗拭きなどに使用し、その他ではレクレーション、運動時、作業時にも活用します。

もし他の製品でてぬぐいが、硬いものでしたら用途に限界がありますが、柔らかいので利用範囲が広いものと思います。

てぬぐい生地を利用して衣類なども販売されています。

日本人にまつわる話にてぬぐいを首に巻いているのは日本人ということですが、首に巻くことでマフラー代わりになり、寒いときには暖を取るのに打って付けです。

街のダウンタウンでは見かけない光景ですが農家では人も少ないことから、現在でもてぬぐいを首に巻いているようです。

何も悪いことでは有りませんが場所を選んで、するべきと思います。私は、てぬぐいを首に巻いて歩いている人を見た経験は少ないです。

とは言いましても日本人はてぬぐいの愛着は他の国民よりあることだけは否定できません。

思い出の品のてぬぐい

てぬぐいと言えば、洗面所やキッチンで使われたり、体育祭や文化祭のハチマキとして使われたり、ファッションに使われたりと、私たちの生活において使っていない人は恐らくいないのではないのでしょうか。

汗を拭き取ったあとの爽快感はタオルでは味わえないものですし、吸水性が良く乾きやすく、かさばらないところが良いですね。そんなてぬぐいに関して忘れられない思い出が1つあります。

中学生の頃の話です。当時の私は自分なりにファッションに対してすごく気をつかっていました。私が初めて作ったてぬぐいは、所属していた野球部の仲間と一緒に作ったものでした。白地にブルーの文字で、中学校も名前と野球部の名前をデザインした物でした。とても、デザインや柄が気に入って、私のお気に入りになりました。

しかし、初めてそのてぬぐいを使った後、母が洗濯してくれたのですが、それを見て私は愕然としました。びっくりするくらい縮んでいたのです。よく調べてみると、洗濯機では洗えない素材だったのです。私はあまりのショックのため、思わず罪のない母に「どうして事前に注意してくれなかったんだ」と怒りをぶつけてしまいました。

しばらくして、そのてぬぐいの悲しみがやっとなくなってきた頃、母が突然プレゼントをくれました。

開けてみると、縮んでしまったてぬぐいと柄がよく似たものだったのです。

自分の間違った怒りを全て受け止めてくれ、なおかつそれに対して応えてくれた母親に感謝しました。その時、自分の部屋でひっそりと泣いたのを今でも覚えています。そしてそのてぬぐいは今も思い出の品として、タンスの中で夏の訪れを待っています。

チョットした「飾り」的には格好のてぬぐい

てぬぐいと言えば「お母さん」何故か。

今でこそ見ることはない姿なんですけど、その昔、母が家の内外での、確か「あねちゃ被り」と言うのでしたっけ、その呼び名は。頭にてぬぐいを被って首の後ろで結ぶんですよね。

そして「割烹着」を着て、即ちこのスタイルこそが「母」と言う定番スタイルでしたね。良く憶えています。家の中の掃除にしても、外での作業にしても、いつもこのスタイルなんですよね。そして父の方は首に巻いての農作業、時には半分に折りたたんでオデコの上で結んで。と言うスタイルでしたね。

我が家ではあまり見ないんですけれど、多分お祖母ちゃんが箪笥の奥に入れてあるかも知れない「てぬぐい」私の記憶にあるその柄と言えば「オカメ」と「ヒョットコ」結構地味な柄が多いんですよね「葉っぱ」の模様とか、波型の模様とか。

そして思い出します「米価要求実現」の、農家のお祖父ちゃんやお父さんたちが一斉に頭に「米価要求実現」と印字されたてぬぐいを縛って、思いっ切り「エイエイオーッ」と叫んでいるシーン。

そして政治家も良く使いますよね、選挙の時に「必勝」と言う文字、赤や黒でプリントされた、それをビシッと頭に縛っての選挙戦。

大人も大人なら子供も子供で、お受験の「合格」の文字をしっかりとオデコに掲げての「てぬぐい」をしっかりと巻いての塾でのお勉強。机の上で懸命に勉強している子供たちの全員のオデコに、しっかりと「合格」の文字に、何とか無事に合格して。

と、見ているコチラが応援したくなっちゃう光景がありますけど、結構、こんな風に思い起こすと、自分の目指す目標に対しての意思表示をするシンボル的な役割をこの「てぬぐい」って担っているようにも思えて。

そして「お祭り」にも良く日本てぬぐいって使われますよね。盆踊りなんかでも、縞模様のものを首に掛けたままだったり、首に巻いたり、頭に縛ったり、腰紐にチョット結んだりして、でもこれって結構「絵」になるんですよね。

やっぱりチョットした「飾り」的には格好のアイテムかも知れませんよね。昔なら粗品として「お中元」とかでも頂いたり、何かの集会で頂いたりと、結構「頂き物」として「てぬぐい」配られていましたね。意外と今でも使い道はありますよね。